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 気候、時事問題、読書、料理・・・生活の中で感じる、取りとめのない交信を公開。  読者のあなたと、共感しあえたら最高です!
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 有機農法の農家で、儲かったという話は聞かない。

 たぶん、手間がかかりすぎ、採算が難しいようですね。
 但し、安いだけの毒野菜の怖さを知る人が広がれば、位置づけは変わるのではないでしょうか。
 体に良い食べ物は、美食にもつながると思うのです。


 愚民政策に毒された私の、食に関する愛読書は「美味しんぼ」。
 魯山人をモデル?とした父親に、息子が美食で挑む漫画です。
 その感動を文字にできる小説家だけでなく、旨さを言葉にできなくても経営者、政治家、俳優、いたるところに美食家がいる。
 安保徹教授の、「食→内臓刺激→免疫強化」論を、論拠を知らぬ間に体現した多数が、その心地よさを脳に焼き付けたのか。

 辻さんも本を書いていますが、考えてみれば料理人というのは、味がわかり、食べることが大好きで、その味を追求していった結果、であって欲しい。
 レストランチェーンのように、金のためだけ、料理を作る(実際は、チンして盛り付けるだけ)のでは、味の進化が期待できない。

 異物(保存料、毒物)もないし、安い、工夫でき、進化できる点で、手造り礼賛派です。

 ただ、ファーストフードとスナック菓子に慣らされた若い人の舌に、こういった考え方は通用しないでしょうね。
 食文化は、箱物行政のように実体が目に見えないため、退化していることが、判らないのが問題です。

 負け犬の遠吠え的予言ですが、20代、30代の平均余命の短縮に気付いてから(この代は、短命になる必然性を持つ)、やっと食生活の問題にたどりつくのが、おろかな民の平均的思考か?
 食育、食文化にも神経を配りたい。


 人を造る要素には、沢山あるのでしょうね。
 それは、美術でも、小説でも、学術研究でも、商売でも、給与生活でもなんでもその道の深さはあると思う。
 脳が認識する人の顔は、同じ顔でも人によって異なりますが、興味を持つ分野も百人百様。

 それぞれの脳が同調する(琴線に触れる)分野で、より深い追求をして
人間社会全体のレベルアップをはかっていくのがベスト
と思います。
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